2022/07/24追記:
Exment v5.0.0リリースしました。 対応PHPバージョンが、PHP8.0以上に変更になります。
また、当初のアナウンスだと、PHP8.1を推奨していましたが、PHP8.1だと、一部の環境で非対応、不要な警告ログが大量に出力されてしまうなどの課題から、現在はPHP8.0を推奨しています。

平素よりExmentをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2022年7月末を目処に、Exmentのバージョンを、v5.0.0にアップデート予定です。
そのv5.0.0では、PHPの対応バージョンを、PHP8.0以上へと変更いたします。

現在ExmentがサポートしているPHP7.3は、すでにセキュリティサポートが終了しております。
またPHP7.4も、すでにアクティブサポートは終了、セキュリティサポートも2022/11をもって終了予定です。
そういった背景もあり、現在ExmentがサポートしているPHP7.4のセキュリティサポートが終了する前に、PHP8.0以上へのアップデートを行う計画となっています。

また、Exmentが現在採用しているフレームワークは、Laravel8となっております。
こちらのセキュリティサポートは2023/1までとなっています。
PHP8.0以上への変更に伴い、いずれにせよご利用者様によるアップデート作業が必要となりますので、現在(2022/06/28)の最新版である、Laravel9へと変更を行う計画です。

つい先日に、PHP7.2からPHP7.4に、Laravel6からLaravel8に変更したばかりですが、お手数ですが再度のアップデート作業実施をお願い致します。

対応バージョン表

ExmentとPHP、ならびにLaravelのバージョンは、以下のようになります。

Exmentバージョン PHPバージョン Laravelバージョン
~v4.X.X PHP7.3
PHP7.4
Laravel8
v.5.0.0~ PHP8.0(推奨)
PHP8.1
Laravel9

影響範囲

PHP8.0以上へのアップデートが必要

全ユーザーが、PHP7以下から、PHP8.0以上へのアップデートが必要となります。
※PHP8.1だと、一部不要なログが出てしまうなどの問題が発生するため、PHP8.0を推奨しています

アップデート時に、特別な手順が必要

PHP8.0以上・Laravel9への変更に伴い、一部のライブラリの更新などが必要になります。
更新手順は、別途マニュアルを公開します。

ファイルライブラリの記載方法の変更が必要

Exmentでは、ファイルの保存先を、Webサーバーではなく、FTPやAmazon S3など、他のシステムへと変更することが出来ます。これは、現行のExmentですでに実装されている機能です。
参考: https://exment.net/docs/#/ja/additional_file_saveplace
この設定を行っていた場合、v5.0.0へのアップデートのタイミングで、追加で設定が必要となる場合があります。
設定手順は、別途マニュアルを公開します。

プラグインの修正が必要な場合あり

PHP7から8のアップデートでは、いくつかの破壊的な変更が行われています。
主に、それまでのPHPでは許されていた記法が、PHP8以上では警告・エラーとなるケースがあります。
参考1 公式サイト: https://www.php.net/manual/ja/migration80.php
参考2 修正実例: https://engineers.weddingpark.co.jp/php8-version-up/
参考3 修正実例: https://recruit.gmo.jp/engineer/jisedai/blog/php8-version-up-notes/
Exment本体のテストは実施中ですが、皆様で開発いただいているプラグインの場合、v5.0.0へのアップデートを行っても正常に動作するか、ご利用者様自身でテストを行っていただくことを推奨しております。

リリース日

リリース日は、2022年7月下旬を予定しております。※リリース日は前後する場合があります。
リリース実施次第、改めて本ページにてアナウンスいたします。
今後とも、Exmentをよろしくお願いします。